三沢コンビニ強盗未遂 被告男、起訴内容認める/検察は懲役4年求刑

10月に三沢市のコンビニで店員を脅し、現金を奪おうとしたとして、強盗未遂の罪に問われた同市塩釜2丁目、無職の男(39)の初公判が7日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役4年を求刑。弁護側は執行猶予.....
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 10月に三沢市のコンビニで店員を脅し、現金を奪おうとしたとして、強盗未遂の罪に問われた同市塩釜2丁目、無職の男(39)の初公判が7日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役4年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は11日。[br][br] 検察側は冒頭陳述で、被告が体調不良で会社を休職したが、手続きをとらなかったため休業補償が得られず、親族への借金返済が滞ったと指摘。事件前に複数の会社事務所に侵入し、現金を盗もうとしたことを明かし、論告で「動機に酌量の余地はなく、近隣住民に与えた影響も大きい」と非難した。[br][br] 一方、弁護側は、被告が病気によって休職し、生活に困窮していたことなどを挙げ、情状酌量を求めた。[br][br] 起訴状によると、被告は10月9日午前4時10分ごろ、三沢市三沢園沢の「ファミリーマート三沢アイスアリーナ前店」で、男性従業員=当時(24)=にカッターナイフを突き付け、「金出せ」と脅迫したが、警察に通報すると告げられ、何も取らずに逃走したとしている。