八戸学院大生が高齢者と世代間交流 スポレクで介護予防

認知症予防運動などに取り組んだスポーツレクリエーション交流会
認知症予防運動などに取り組んだスポーツレクリエーション交流会
八戸学院大で2日、同大健康医療学部の学生が企画する、高齢者とのスポーツレクリエーション交流会が行われ、参加した八戸市老人クラブ連合会の会員らが学生が考えた健康づくり運動や競技を通して、介護予防への意識を高めると同時に世代間交流を楽しんだ。 .....
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 八戸学院大で2日、同大健康医療学部の学生が企画する、高齢者とのスポーツレクリエーション交流会が行われ、参加した八戸市老人クラブ連合会の会員らが学生が考えた健康づくり運動や競技を通して、介護予防への意識を高めると同時に世代間交流を楽しんだ。[br][br] 青森県の「みんなが主役!スポーツで健康づくり事業」の一環で、同学部人間健康学科が県の委託を受けて実施。全3回のプログラムで、全て保健体育の教員を目指して同学科で学ぶ、2年生6人が主体となって内容を考え、進行も担う。[br][br] 初回となる2日は、認知症予防をテーマにしたメニューを用意。準備体操をした後、高齢者と学生の混合チームをつくり、フライングディスクを使ったドッジボール「ドッヂビー」に挑戦。認知症予防運動や障害物競走なども行い、高齢者は学生との交流を楽しみながら爽やかな汗を流した。[br][br] 田中弘子さん(71)は「時間があっという間に感じるくらい楽しい。普段は学生さんと触れ合う機会が少ないので参加して良かった」と笑顔。進行を務めた鈴木桜子さん(20)は「競技の説明が難しく、伝え方の工夫が大切だと思った」と実感を込める。[br][br] 指導する同大の佐貫綾乃講師は「学生が運動プログラムを考えるのは初めての経験。学生たちは教員を目指しているので、このプログラムが指導経験につながれば」と期待を込めた。認知症予防運動などに取り組んだスポーツレクリエーション交流会