【ヴァンラーレ八戸―相模原】こぼれ球確保 意地の1点

【八戸―相模原】後半14分、八戸はFW安藤翼(中央)がゴールを決め、喜びを爆発させる=6日、八戸市プライフーズスタジアム
【八戸―相模原】後半14分、八戸はFW安藤翼(中央)がゴールを決め、喜びを爆発させる=6日、八戸市プライフーズスタジアム
ホーム最終戦で、ヴァンラーレ八戸が意地を見せた。立ち上がりに不意を突かれて先制を許したが、前半途中からはカウンターを有効に使って何度も好機を演出。後半14分には同点に追い付き、リーグ上位の相模原を相手に勝ち点1を確保した。 この試合のポイン.....
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 ホーム最終戦で、ヴァンラーレ八戸が意地を見せた。立ち上がりに不意を突かれて先制を許したが、前半途中からはカウンターを有効に使って何度も好機を演出。後半14分には同点に追い付き、リーグ上位の相模原を相手に勝ち点1を確保した。[br][br] この試合のポイントになったのは「こぼれ球」だった。敵陣にロングパスを放り込むと、落ちたボールをいち早く拾ったチームが中盤を制し、好機を演出できるが、前半3分の失点はこぼれ球を拾われてのもの。MF新井山祥智は「マークをつけ切れていなかったため、決められた」と反省した。[br][br] 一方、八戸は劣勢に立たされた後、こぼれ球の確保を徹底することでリズムを取り戻した。後半14分にはロングボールをカットしたMF黒石貴哉がクロスを上げ、先に走り込んでいたFW安藤翼が左足で直接決めた。滞空時間が長く、時が止まったかのようなシュートに、会場からは驚きの声が上がった。安藤は「相手GKの重心の逆を突けた。狙い通り」としてやったりの表情だった。[br][br] 今季のホーム戦成績は17試合中4勝5分け8敗。通算成績も昨季を下回ることが確定しているが、チーム在籍13年の新井山は悲観していない。「戦術や試合内容は昨季よりよくなってきている。もっと自信を持ってプレーしていく」。残る3試合で全勝を目指す。【八戸―相模原】後半14分、八戸はFW安藤翼(中央)がゴールを決め、喜びを爆発させる=6日、八戸市プライフーズスタジアム