琥珀糖風スイーツ開発へ/VISITはちのへ 大人女子に照準

琥珀糖風スイーツの試作品を試食するメンバーら=4日、八戸市
琥珀糖風スイーツの試作品を試食するメンバーら=4日、八戸市
八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」が発足させた「商品開発女子部」(愛称・はちのへポケット)は、女性の視点で取り組む本年度事業として、お菓子の「琥珀(こはく)糖」のようなスイーツの開発と八戸市営魚菜小.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」が発足させた「商品開発女子部」(愛称・はちのへポケット)は、女性の視点で取り組む本年度事業として、お菓子の「琥珀(こはく)糖」のようなスイーツの開発と八戸市営魚菜小売市場の新たなブランディングを進めている。メインのターゲットに据える“大人女子”にスポットを当て、関連市場の開拓を目指す。4日は同市のユートリーで会合を開き、試作品の琥珀糖風スイーツを試食しながら活発に意見を交わした。[br][br] はちのへポケットは8月の活動開始後、マーケティングなどに関する勉強会や青森、盛岡両市の物販施設の視察を実施し、新商品として「琥珀糖っぽいスイーツ」の開発を進めることを決定。市内の和菓子店2業者との共同開発で、商品化に向け検討を重ねている。[br][br] この日の会合には、オンライン参加を含め約10人が出席。さまざまな味の琥珀糖風スイーツの試作品を確認した。試食したメンバーには、お茶系や梅などの味が好評で「甘さだけでなく、酸味や香ばしさがあった方が食べやすい」「見た目がカラフルなのは魅力的」といった意見が出た。[br][br] 一方、同市のJR陸奥湊駅前にある市営魚菜小売市場のブランディング活動では、市場内で販売されている海産物を使ってオリジナルの丼を作る「マイ丼」の新たな企画を開発し、会員制交流サイト(SNS)で発信する方針。市場に関する情報を編集、PRする取り組みも検討している。[br][br] 新商品は来年3月までに発表する予定。VISITはちのへ物産振興課の木村聡課長は「今までにない大人女子向け市場を創出し、SNSなども活用しながら八戸圏域の価値を高めていきたい」と話している。琥珀糖風スイーツの試作品を試食するメンバーら=4日、八戸市