県内初、ハラスメント防止条例/七戸町議会が制定

七戸町議会は4日の定例会本会議で、議員発議による「町議会ハラスメント防止条例案」を全会一致で可決した。議員が町職員にハラスメント行為をしないよう明文化したもので、青森県内の市町村議会では初めて。同日付で交付、施行された。 条例制定は、近年、.....
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 七戸町議会は4日の定例会本会議で、議員発議による「町議会ハラスメント防止条例案」を全会一致で可決した。議員が町職員にハラスメント行為をしないよう明文化したもので、青森県内の市町村議会では初めて。同日付で交付、施行された。[br][br] 条例制定は、近年、全国で問題となっている議員や首長らによるハラスメント行為を踏まえた対応。条文には、議員が防止対策を学ぶ研修会や、被害を受けた職員からの苦情の申し出方などが盛り込まれた。仮にハラスメントが認定された場合は、議員名の公表義務もある。[br][br] 提案者の白石洋議員は「普段から言動に気を付けているものの、つい余計な一言が出てしまいそうになるときがある。そこでぐっと自戒することで、議員と職員の関係を良好に保つための条例だ」と語った。