高卒予定者内定率59・8%、前年比2割減/青森県内10月末

青森労働局は30日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(10月末現在)をまとめた。新型コロナウイルスの影響で進学や公務員の志望者が増え、就職希望者は2528人(前年同月比526人減)と過去最少。内定者は1513人(909人減).....
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 青森労働局は30日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(10月末現在)をまとめた。新型コロナウイルスの影響で進学や公務員の志望者が増え、就職希望者は2528人(前年同月比526人減)と過去最少。内定者は1513人(909人減)で、内定率は59・8%(19・5ポイント減)だった。[br][br] 高校生の採用活動は、新型コロナの影響を考慮し、例年より1カ月遅い10月16日に始まっている。[br][br] 県内への就職希望者は1487人(209人減)、求人数は3993人(826人減)で、求人倍率は2・69倍(0・15ポイント減)。内定者は752人(441人減)で、内定率は50・6%(19・7ポイント減)だった。 主要産業の求人状況は、小売業490人(151人減)、宿泊業32人(101人減)など大半の業種で減少。前年同月比で50人以上増加した業種はなかった。[br][br] 同労働局は新型コロナで求人数が減る一方、就職希望者も少ないため求人倍率は高いと指摘。「今後、求人取り下げの懸念もあり、求人開拓や就職面談など内定に向け支援していく」とした。