八戸・白銀中でOBが講演 男子新体操・荒川監督が熱いメッセージ

「生きて多くの経験を重ねることが大切だ」と生徒に語り掛ける荒川栄さん(右)
「生きて多くの経験を重ねることが大切だ」と生徒に語り掛ける荒川栄さん(右)
八戸市立白銀中(高橋健校長)で26日、同校PTA(宮崎善幸会長)が主催する教育講演会が開かれた。同校OBで、青森山田高男子新体操部監督の荒川栄さん(47)が「夢の実現~命の大切さ~」と題して講演し、生徒に挑戦することの大切さを熱く語った。 .....
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 八戸市立白銀中(高橋健校長)で26日、同校PTA(宮崎善幸会長)が主催する教育講演会が開かれた。同校OBで、青森山田高男子新体操部監督の荒川栄さん(47)が「夢の実現~命の大切さ~」と題して講演し、生徒に挑戦することの大切さを熱く語った。[br][br] 荒川さんは同高3年時に全国高校選抜、インターハイ、国体の全国大会3冠を達成。国士舘大在学時は、全日本学生選手権個人総合で3連覇を果たした。[br][br] 岩手や青森での高校教員を経て、現在は後進トレーナーの育成、地域住民の健康づくりを担う「AKcompany」(青森市)の代表取締役、男子新体操のパフォーマンス集団「BLUE TOKYO」(東京都)のプロデューサーとしても活躍している。[br][br] 荒川さんは講演で、白銀中入学時、創部されたばかりの男子新体操部に入部し、幼少期の骨折で、肘がまっすぐにならないコンプレックスを、練習を重ねて克服したことなどを紹介。[br][br] 指導者になってから、新体操経験者が活躍できる場を創りたい―という思いに着いてきてくれた教え子の病死を経験したことにも触れ、「生きてたくさんの経験を重ねることで、夢の実現につながる」と生徒へメッセージを送った。[br][br] 生徒会長の2年千葉美波さん(14)は「いつも校長先生が話す『挑戦が大切』という話とつながった。これからも経験を大事にしたい」と話した。「生きて多くの経験を重ねることが大切だ」と生徒に語り掛ける荒川栄さん(右)