砕いた南部せんべいが衣「巖手とりから」 二戸市内小中学校の給食で提供

巖手とりからを食べる児童
巖手とりからを食べる児童
二戸地域で生産が盛んな鶏肉を、砕いた南部せんべいを衣にして揚げた「巖手(いわて)とりから」が25日、二戸市内小中学校の給食で提供され、子どもたちが地元の魅力が詰まった唐揚げを味わった。 巖手とりからは「阿部繁孝商店」「小松製菓」「山長ミート.....
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 二戸地域で生産が盛んな鶏肉を、砕いた南部せんべいを衣にして揚げた「巖手(いわて)とりから」が25日、二戸市内小中学校の給食で提供され、子どもたちが地元の魅力が詰まった唐揚げを味わった。[br][br] 巖手とりからは「阿部繁孝商店」「小松製菓」「山長ミート」の市内企業3社が共同開発。今年7月の発売以降、地元飲食店などで販売しており、児童、生徒にも、地域の食文化や産業へ理解を深めてもらおうと、今回初めて学校給食用に提供した。[br][br] 同日は、3社の代表者らが市立御返地小(新毛元昭校長)を訪れ、3、4年生12人を対象に出前授業を実施。阿部繁孝商店の阿部繁之社長は、岩手県が全国3位の鶏肉生産量を誇る一方、一人当たりの消費量は下位に低迷していることなどを紹介しつつ、「たくさん鶏肉を食べてみんなに笑顔になってほしい」とPR。[br][br] 給食の時間には、九戸村商工会青年部が考案した、頭は鶏で体が人間のキャラクター「Mr.オブチキ」も登場し、子どもたちは楽しそうに唐揚げを頰張っていた。[br][br] 3年千葉莉桜(りお)さんは「鶏肉とごま煎餅を使って唐揚げを作ったのがすごいと思った」と話していた。巖手とりからを食べる児童