子どもたちに安全安心を 保育園のホール壁に新型コロナ対策塗装/おいらせ町の塗装店がボランティア

しっくい塗料を玄関ホールの壁に塗る作業員
しっくい塗料を玄関ホールの壁に塗る作業員
おいらせ町のタナカ塗装店(田中純代表)は23日、同町の一川目保育園(髙谷直子園長)に対し、新型コロナウイルスの不活化効果が認められたしっくい塗料を用いて、園舎の玄関ホールの壁を塗装するボランティア活動を行った。田中代表は「これからの世の中を.....
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 おいらせ町のタナカ塗装店(田中純代表)は23日、同町の一川目保育園(髙谷直子園長)に対し、新型コロナウイルスの不活化効果が認められたしっくい塗料を用いて、園舎の玄関ホールの壁を塗装するボランティア活動を行った。田中代表は「これからの世の中をつくる子どもたちの安全安心につながればうれしい」と話している。[br][br] 同社の地域貢献活動の一環。同社が今年9月から11月にかけて、同園の外壁や屋根の塗装工事を手掛けたことなどをきっかけに、外部との接触の機会が多い玄関ホールへのしっくい塗料の塗装を申し出た。[br][br] 同社などによると、使用したしっくい塗料は関西ペイント(大阪市)の商品。塗料の新型コロナウイルスに対する不活化実証試験では、塗料にウイルスを触れさせてから約5分で99・9%以上の不活化が確認されたという。[br][br] この日はタナカ塗装店の作業員2人が、田中代表らが見守る中、園児がいない祝日の園内で作業を実施。塗料が壁以外の部分に付かないようにビニールやテープで保護した後、下地材を塗った上から、はけやローラーで丁寧に塗装した。[br][br] 髙谷園長は「子どもたちも安心できる。ボランティアでやっていただきありがたい」と謝意を示した。しっくい塗料を玄関ホールの壁に塗る作業員