「食事で交流できる場を」地域食堂を実施/三沢市・くるみ会

地域食堂でカレーライスを味わう地域住民
地域食堂でカレーライスを味わう地域住民
三沢市の福祉関係者らで組織するボランティア団体「地域食堂くるみ会」は22日、同市の古間木交流センターで「古間木地域食堂『くるみ』」を開き、来場した地域住民や子どもたちが、アットホームな雰囲気の中でカレーライスを味わった。 くるみ会は今年、市.....
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 三沢市の福祉関係者らで組織するボランティア団体「地域食堂くるみ会」は22日、同市の古間木交流センターで「古間木地域食堂『くるみ』」を開き、来場した地域住民や子どもたちが、アットホームな雰囲気の中でカレーライスを味わった。[br][br] くるみ会は今年、市内で老人ホームを経営する吹越進さん(61)、幸子さん(50)夫妻が中心となり、地域住民に楽しんでもらおうと設立。第1段として今回の食堂を企画した。[br][br] この日は、メンバーら12人が参加。福祉団体や個人から寄贈された食材を使ってカレーライス、コールスローサラダ、フルーツポンチの3品を調理した。[br][br] また、新型コロナウイルス感染予防策として検温や消毒を徹底し、テーブルに間仕切りを設置した。[br][br] 料金は中学生以下が無料、高校生・大人300円、70歳以上200円に設定。初回は31人が訪れ、センターで食事したり持ち帰ったりした。[br][br] 昨年病気を患った際、たくさんの人々に支援してもらったという幸子さんは「恩返しをしたいという思いもある。食事の提供で誰かの役に立てれば」と語る。[br][br] 進さんは「子どもから高齢者まで、食事で交流できる場をつくり、明るい地域にしたい」とし、活動継続に意欲を示した。[br][br] 今後、地域食堂は月に1回程度開催する意向。来月は同センターで26日に予定している。地域食堂でカレーライスを味わう地域住民