【新型コロナ】対策徹底も看護師感染 院長「本人が心痛めている」

八戸市立市民病院の今明秀院長は25日の会見で、新型コロナウイルスに感染した看護師について、新型コロナ対応病棟で勤務しながら感染対策を徹底していたことを強調。「患者のケアを第一に考え、一生懸命に対応していた看護師本人が一番心を痛めている」と悔.....
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 八戸市立市民病院の今明秀院長は25日の会見で、新型コロナウイルスに感染した看護師について、新型コロナ対応病棟で勤務しながら感染対策を徹底していたことを強調。「患者のケアを第一に考え、一生懸命に対応していた看護師本人が一番心を痛めている」と悔しさをにじませた。[br][br] 同病院によると、看護師は休日の外出を控え、食事も1人で取るようにするなど、日頃の行動には最大限の注意を払っていた。勤務中についても医療用の「N95マスク」を着用するなど、院内で取り決めている感染症対策を厳格に守っていたという。[br][br] 今院長は、新型コロナは目に見えないウイルスであり、無症状の人もいることからも完全防御は難しい点を指摘。看護師は患者のために懸命に勤務していたことを強調し、「非常に気の毒に思う。この思いを共感してほしい」と理解を求めた。