海外協力隊でセネガルに派遣 教員の玉山さん(十和田)が活動報告

セネガルでの活動を報告する玉山景子さん(左)
セネガルでの活動を報告する玉山景子さん(左)
国際協力機構(JICA)の海外協力隊としてアフリカのセネガルに派遣された小学校教員の玉山景子さん(37)=十和田市=ら5人が18日、県庁で柏木司副知事に現地での活動を報告した。現地の教員養成校で講師を務めた玉山さんは「日本の教育との特色の違.....
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 国際協力機構(JICA)の海外協力隊としてアフリカのセネガルに派遣された小学校教員の玉山景子さん(37)=十和田市=ら5人が18日、県庁で柏木司副知事に現地での活動を報告した。現地の教員養成校で講師を務めた玉山さんは「日本の教育との特色の違いを学んだ。今後は広い視野で学習指導に当たりたい」と抱負を語った。[br][br] 玉山さんは、2018年7月にセネガル西部のティエス州にある教員研修センターに赴任。現地で問題となっている教員の質の低下に対応するため、教員を目指す学生などを指導した。小学校でも教壇に立ち、運動会を開催して子どもたちに喜ばれたという。[br][br] 20年3月までの活動を振り返り、「自律や調和を重んじる日本と違い、セネガルは尊敬や連帯を大切にする。教員の言動で子どもの成長に大きな違いが出ることが分かったので、自覚を持って子どもに向き合いたい」と力を込めた。[br][br] 報告を聞いた柏木副知事は「今回の活動で得たものを人生に役立て、周りの人にも共有してほしい」と述べた。セネガルでの活動を報告する玉山景子さん(左)