災害派遣に備え、国際消防救助隊員ら訓練/八戸消防本部

がれきの中から負傷者のダミー人形を救助する隊員
がれきの中から負傷者のダミー人形を救助する隊員
八戸消防本部は19日、八戸市南郷の中当建設島守営業所敷地内で、国際消防救助隊(IRT)に登録されている隊員の訓練を行い、予備隊員を含む精鋭25人が、海外での大規模災害時の救助活動について、知識や技術の向上を図った。 IRTは、海外で地震や津.....
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 八戸消防本部は19日、八戸市南郷の中当建設島守営業所敷地内で、国際消防救助隊(IRT)に登録されている隊員の訓練を行い、予備隊員を含む精鋭25人が、海外での大規模災害時の救助活動について、知識や技術の向上を図った。[br][br] IRTは、海外で地震や津波などの災害が発生した際、被災国で救助活動を行うことを目的に1986年に発足し、全国77消防本部の599人の隊員が登録。青森県内では、同消防本部の隊員6人が登録されている。[br][br] 訓練では、地震でビルが倒壊し、人が閉じ込められたという想定で、コンクリートの壁に人がやっと通れるほどの穴を空け、ダミー人形を救助するなど、一連の流れや連携を確認した。[br][br] 訓練に参加した田代量泰(りょうた)消防士長(35)は「素晴らしい訓練環境で、救助活動の細かい部分まで確認できた。これからも継続して知識や技術、精神力を高めていきたい」と話した。がれきの中から負傷者のダミー人形を救助する隊員