自走式作業機の昇降装置簡素化に成功 ササキコーポレーション担当者に発明協会会長賞

佐々木忠一会長(左)から賞状を受け取る甲地重春部長(右から2人目)=20日、青森市
佐々木忠一会長(左)から賞状を受け取る甲地重春部長(右から2人目)=20日、青森市
2020年度の東北地方発明表彰で、自走式作業機を開発したササキコーポレーション(十和田市)の担当者3人が特別賞の発明協会会長賞を受賞した。20日、青森市で表彰式があり、青森県発明協会の佐々木忠一会長が同社技術開発部の甲地重春部長ら3人に賞状.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 2020年度の東北地方発明表彰で、自走式作業機を開発したササキコーポレーション(十和田市)の担当者3人が特別賞の発明協会会長賞を受賞した。20日、青森市で表彰式があり、青森県発明協会の佐々木忠一会長が同社技術開発部の甲地重春部長ら3人に賞状を手渡し、功績をたたえた。[br][br] ほかに表彰されたのは同社第一開発チームの梅田洵平さん、第二開発チームの田中健さん。開発を後押しした佐々木一仁社長は実施功績賞を受けた。[br][br] 3人は、草刈りなどに使う小型自走式作業機の昇降装置簡素化に成功し、機体のバランス調整や作業効率の向上を可能にした。[br][br] 甲地部長は式後の取材に「機械を制御する技術面で苦労した。今後はさまざまな方面に発明を生かしていきたい」と話した。[br][br] 県内の受賞者は全部で8人。八戸市のスパン・ライフの松山信彦代表取締役は、黒ニンニクの製造方法などを開発し、発明奨励賞を受賞。十和田市少年少女発明クラブ指導員の金沢丕典さんと相馬敏光さんは、奨励功労賞に選ばれた。佐々木忠一会長(左)から賞状を受け取る甲地重春部長(右から2人目)=20日、青森市