漆産業振興やコロナ情報共有で連携へ/ナニャトヤラ連邦会議

八戸、久慈、二戸の3市長と青森、岩手両県の出先機関2局長で構成する「北緯40度ナニャトヤラ連邦会議」は17日、二戸市で会合を開き、漆産業振興や新型コロナウイルスの県境を越えた情報共有などに引き続き連携して取り組むことを確認した。 同日、国連.....
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 八戸、久慈、二戸の3市長と青森、岩手両県の出先機関2局長で構成する「北緯40度ナニャトヤラ連邦会議」は17日、二戸市で会合を開き、漆産業振興や新型コロナウイルスの県境を越えた情報共有などに引き続き連携して取り組むことを確認した。[br][br] 同日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が、同市の漆搔き職人らが継承する「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」を無形文化遺産に登録するよう勧告したことを受け、同市の藤原淳市長は「大きな励みになる。今後も圏域全体で植栽やツアーに取り組んでいきたい」と述べた。[br][br] 2018年に設置された漆産業振興専門部会では、これまで漆生産拡大に向けた大規模植栽や産地モニターツアーなどを実施してきた。来年度は新型コロナの状況を踏まえつつ、ツアーは圏域の住民らを対象に広く呼び掛ける考えという。[br][br] 同日はこのほか、防災、観光など各部会の事務局が事業別の成果と課題を報告し、情報共有を図った。