暴風雪、立ち往生防げ 青森県が予測システム使い訓練

国道279号の冬期交通障害対応訓練に当たる県道路課の職員=17日、青森県庁
国道279号の冬期交通障害対応訓練に当たる県道路課の職員=17日、青森県庁
下北半島を縦断する国道279号で2012年2月に発生した暴風雪による大規模な車両の立ち往生を踏まえ、青森県は17日、冬期交通障害予測システムを使った訓練を実施した。関係機関が、オンライン形式で連絡体制や通行規制発出の手順などを確認した。 1.....
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 下北半島を縦断する国道279号で2012年2月に発生した暴風雪による大規模な車両の立ち往生を踏まえ、青森県は17日、冬期交通障害予測システムを使った訓練を実施した。関係機関が、オンライン形式で連絡体制や通行規制発出の手順などを確認した。[br][br] 12年の車両立ち往生を受け、県は同年12月にシステムを構築。迅速な除雪の手配や道路利用者への情報提供に役立てている。[br][br] 県庁で行われた訓練には国の青森河川国道事務所、県警、むつ市、野辺地町、横浜町から約40人が参加。12年の暴風雪発生時のデータを用いて県道路課と上北、下北地域の両県民局をオンラインでつないで実施した。[br][br] 訓練後の取材に、県道路課の米田均課長代理は「近年の気象状況では、279号以外でも大規模な交通障害が予想される。訓練の成果を他の事例にも活用できると思う」と述べた。国道279号の冬期交通障害対応訓練に当たる県道路課の職員=17日、青森県庁