海上災害対応で実効性強化 第1、第2海上保安本部と海自大湊

「申し合わせ事項」の調印を行った(左から)中根教篤1管警備救難部長、齊藤浩司防衛部長、恵本康弘2管警備救難部長=13日、むつ市の海自大湊地方総監部
「申し合わせ事項」の調印を行った(左から)中根教篤1管警備救難部長、齊藤浩司防衛部長、恵本康弘2管警備救難部長=13日、むつ市の海自大湊地方総監部
第1管区海上保安本部(本部・北海道小樽市)と第2管区海上保安本部(本部・宮城県塩釜市)は13日、それぞれ海上自衛隊大湊地方隊(むつ市)と締結する災害派遣協定の実効性を高めるため、新たに細則に当たる「申し合わせ事項」に調印した。 協定はいずれ.....
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第1管区海上保安本部(本部・北海道小樽市)と第2管区海上保安本部(本部・宮城県塩釜市)は13日、それぞれ海上自衛隊大湊地方隊(むつ市)と締結する災害派遣協定の実効性を高めるため、新たに細則に当たる「申し合わせ事項」に調印した。[br][br] 協定はいずれも1968年9月に結ばれ、北海道や青森県の沿岸で災害が発生した場合、相互連携できる体制は整っていた。[br][br] 申し合わせ事項は、海保が設置する現地対策本部に詰める海自隊員を決めておくなど、細部を具体的に定めたもので、よりスムーズな支援が期待できるという。[br][br] 同日は海自大湊地方総監部で調印式が行われた。同総監部の齊藤浩司防衛部長は「災害対応時の円滑な連携体制を訓練で習熟させていきたい」、2管の恵本康弘警備救難部長は「連携強化で地域の安全安心確保につなげられれば」と語った。「申し合わせ事項」の調印を行った(左から)中根教篤1管警備救難部長、齊藤浩司防衛部長、恵本康弘2管警備救難部長=13日、むつ市の海自大湊地方総監部