むつ中間貯蔵 操業40年後に搬出計画確認/規制委方針

原子力規制委員会は11日の定例会合で、リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)に搬入される核燃料について、操業から40年後をめどに搬出計画を確認する方針を示した。 中間貯蔵施設では、東京電力ホールディングスと日本原.....
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 原子力規制委員会は11日の定例会合で、リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)に搬入される核燃料について、操業から40年後をめどに搬出計画を確認する方針を示した。[br][br] 中間貯蔵施設では、東京電力ホールディングスと日本原子力発電の原発で出た核燃料を最長で50年保管する予定だが、搬出先は決まっていない。[br][br] 定例会合では、規制委から核燃料を収納する金属容器(キャスク)の耐用年数が60年であることを踏まえ、搬出計画の確認方法を問う声が上がった。[br][br] これに対し、原子力規制庁の長谷川清光安全規制管理官は「50年後に搬出するのがRFSのある種の約束。期限の10年ぐらい前から、履行状態を原子力規制検査で確認していく」との認識を示した。[br][br] 更田豊志委員長は会合後の会見で「(規制委として)関心があるのはキャスクの問題。(搬出に向けた)動きが全く見えないようであれば、RFSに聞いていくことになる」と述べた。