高付加価値化 第1弾はサバ/八戸市水産物ブランド戦略会議

八戸市は11日、八戸港に水揚げされる魚の高付加価値化を目指す「市水産物ブランド戦略会議」の初会合を八戸パークホテルで開いた。第1弾の対象をサバと定め、近年注目されている八戸ワインとのコラボをテーマに、加工品開発や販売促進を図る方針を確認した.....
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 八戸市は11日、八戸港に水揚げされる魚の高付加価値化を目指す「市水産物ブランド戦略会議」の初会合を八戸パークホテルで開いた。第1弾の対象をサバと定め、近年注目されている八戸ワインとのコラボをテーマに、加工品開発や販売促進を図る方針を確認した。[br][br] 水産分野の付属機関として市が初めて設置した。生産や流通、料理など食に関わる有識者6人を委員に選出。初会合では、このうち出席した5人に小林眞市長が委嘱状を手渡した。任期は2022年11月まで。[br][br] 席上、市水産事務所の担当者が地元水産業界の概要を説明。委員からは「生産者の所得向上などで具体的な数値目標を設定すべきだ」「販売では昨今、『若年層の手に届きやすい』がキーワードだ」「凝った料理よりシンプルなものにこそブランド化の種があると考えている」といった意見が出た。[br][br] 市は今後、委員の意見を踏まえ、ブランド化に向けた具体的な制度設計などに取り組む。