三戸町がふるさと納税自治体連合表彰 全国4市町/「11ぴきのねこのまちづくり」事業推進

オンラインで行われた表彰式であいさつする松尾和彦町長(中央)
オンラインで行われた表彰式であいさつする松尾和彦町長(中央)
ふるさと納税を地域活性化につなげた自治体の取り組みを顕彰する「ふるさと納税自治体連合表彰」で、本年度の対象に三戸町の「『11ぴきのねこのまちづくり』事業の推進による交流人口拡大プロジェクト」が選ばれた。 同町は地元出身の漫画家、故馬場のぼる.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 ふるさと納税を地域活性化につなげた自治体の取り組みを顕彰する「ふるさと納税自治体連合表彰」で、本年度の対象に三戸町の「『11ぴきのねこのまちづくり』事業の推進による交流人口拡大プロジェクト」が選ばれた。[br][br] 同町は地元出身の漫画家、故馬場のぼるさんの絵本シリーズ「11ぴきのねこ」に着目し、返礼品用のグッズ開発に注力。寄付を石像設置やラッピングトレイン運行などに使っている。町の2019年度ふるさと納税は2億6422万円で、そのうち「11ぴきのねこのまちづくり」関連が1億224万円と約4割を占める。[br][br] 同表彰は、ふるさと納税の活用に積極的な自治体でつくる「ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合」が主催。4年目の今回は全国から17事例の応募があり、同町を含む4市町が選ばれた。[br][br] 10日はオンラインで表彰式があり、松尾和彦町長が町役場から「受賞を契機に、さらに事業を進めたい」とあいさつ。事業概要を発表した町まちづくり推進課の沼澤修二課長は「町内事業者の協力を得て、ここまで事業を発展させることができた。今後もオンリーワンのまちづくりに取り組みたい」と述べた。オンラインで行われた表彰式であいさつする松尾和彦町長(中央)