八戸工高が十和田工高と連携授業 拠点校事業で授業や企画を共有

電子回路について学ぶ八戸工業高と十和田工業高の生徒
電子回路について学ぶ八戸工業高と十和田工業高の生徒
青森県立八戸工業高(瀨川浩校長)は5日、同校で県立十和田工業高(三國愼治校長)と連携した特別授業を開いた。八戸工業高の材料技術科と電子科、十和田工業高の機械・エネルギー科、電子科の生徒計約80人が、特別講師の講演に耳を傾け、未利用熱エネルギ.....
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 青森県立八戸工業高(瀨川浩校長)は5日、同校で県立十和田工業高(三國愼治校長)と連携した特別授業を開いた。八戸工業高の材料技術科と電子科、十和田工業高の機械・エネルギー科、電子科の生徒計約80人が、特別講師の講演に耳を傾け、未利用熱エネルギーなどの専門分野に理解を深めた。[br][br] 県教委から、職業教育の中心的役割を果たす「拠点校」に指定されている八戸工業高の拠点校事業の一環。授業や企画を2校が共有することで、経済的負担の軽減や生徒間交流で視野を広げるなどの狙いがあり、十和田工業高とは2018年から段階的に連携した授業を実施している。[br][br] 同日は、両校の生徒が未利用熱エネルギーと電子回路の組み立ての2分野に分かれて学習した。今回得た知識は、各校が進める今後の研究などに役立てる。[br][br] 八戸工業高工業教育推進委員長の坂下哲也さんは「一つのテーマについて2校が学び合うことで、生徒にとっても新たな発見につながれば」と話していた。電子回路について学ぶ八戸工業高と十和田工業高の生徒