「コロナ検査せず来店で損害」 十和田の2飲食店が男性警官提訴

青森県警の20代の男性警察官が新型コロナウイルス感染の可能性がありながら青森市の検査に応じず、十和田市内の2飲食店を利用したため、休業を余儀なくされたとして、同市のクラブ「モレナ」オーナーと居酒屋を経営する会社「和海(なごみ)」が、警察官に.....
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 青森県警の20代の男性警察官が新型コロナウイルス感染の可能性がありながら青森市の検査に応じず、十和田市内の2飲食店を利用したため、休業を余儀なくされたとして、同市のクラブ「モレナ」オーナーと居酒屋を経営する会社「和海(なごみ)」が、警察官に対し、計約550万円の損害賠償を求め青森地裁に提訴したことが9日、分かった。[br][br] 訴状によると、警察官は7月8日、新型コロナに感染していた派遣型風俗店従業員女性と接触。同14日に青森市からの検査要請を拒否し、2飲食店を利用。15日夜に体調不良で救急搬送され、感染が判明した。[br][br] 原告側は、警察官が営業上の損害が発生することを予見できたとして、「モレナ」オーナーが約314万円、「和海」が約236万円の賠償をそれぞれ求めている。[br][br] 同オーナーによると、警察官と両店は示談交渉を進めていたが、警察官側から責任を回避する文書が届き、提訴を決めたという。