津波の記憶、風化させない 八戸市庁で「津波防災の日」写真展

被災時と復旧後の写真が並ぶ会場=4日、八戸市庁本館1階市民ホール
被災時と復旧後の写真が並ぶ会場=4日、八戸市庁本館1階市民ホール
「津波防災の日」(11月5日)に合わせ、八戸市庁本館と別館の1階で4日、1960年チリ地震津波と2011年東日本大震災の被災状況を記録した写真展が始まった。11日まで。 津波による被害の記憶を風化させず、市民の防災意識向上につなげようと、市.....
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 「津波防災の日」(11月5日)に合わせ、八戸市庁本館と別館の1階で4日、1960年チリ地震津波と2011年東日本大震災の被災状況を記録した写真展が始まった。11日まで。[br][br] 津波による被害の記憶を風化させず、市民の防災意識向上につなげようと、市が毎年開催。東日本大震災による津波で車両が建物に突っ込んだフェリーターミナルの被災時と復旧後の写真など約90点が展示されている。[br][br] 両方の津波を体験したという同市市川町の農業女性(69)は、「海沿いに住むからには津波の被害は忘れてはならない。津波を経験していない孫にも伝えたい」と語った。[br][br] 両館とも午前8時15分~午後5時(最終日は同4時)。8日は本館のみ閉庁している。被災時と復旧後の写真が並ぶ会場=4日、八戸市庁本館1階市民ホール