有事に文化財を守る手順確認 八戸・大慈寺で消火訓練

大慈寺本堂の消火訓練に当たる八戸東消防署員ら
大慈寺本堂の消火訓練に当たる八戸東消防署員ら
文化財保護強調週間(1~7日)に合わせて、八戸市教委は2日、文化財を所有する八戸市松館の大慈寺(大館一法住職)で消火訓練を実施した。寺関係者や八戸東消防署員らが、有事の際の対応について理解を深めた。 同日は、庫裏1階の調理場から出火し、本堂.....
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 文化財保護強調週間(1~7日)に合わせて、八戸市教委は2日、文化財を所有する八戸市松館の大慈寺(大館一法住職)で消火訓練を実施した。寺関係者や八戸東消防署員らが、有事の際の対応について理解を深めた。[br][br] 同日は、庫裏1階の調理場から出火し、本堂へ延焼した―と想定。寺関係者は、署員から119番通報の手順などの説明を受け、市有形文化財の地蔵菩薩像を屋外に搬出した。署員と市消防団大館分団は、敷地内にホースを伸ばし、実際に本堂へ放水作業を行った。[br][br] 大館住職は「火災発生時の適切な行動を教えてもらった。いざという時に役立てたい」と話していた。[br][br] 市教委は4日にも、同市長者1丁目の大慈寺で消火訓練を行った。   大慈寺本堂の消火訓練に当たる八戸東消防署員ら