現代の名工に木村さん(八戸)ら全国150人

厚生労働省は6日、工業技術や衣服、建設など各分野で卓越した技能を持つ150人を2020年度の「現代の名工」に選んだと発表した。青森県からは、八戸市の婦人・子供服注文仕立職木村由記子さん(75)、青森市の和生菓子製造工畑中和紀さん(69)の2.....
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厚生労働省は6日、工業技術や衣服、建設など各分野で卓越した技能を持つ150人を2020年度の「現代の名工」に選んだと発表した。青森県からは、八戸市の婦人・子供服注文仕立職木村由記子さん(75)、青森市の和生菓子製造工畑中和紀さん(69)の2人が選出された。表彰式は9日に東京都内のホテルで開かれる。[br][br] ほかに選ばれたのは、大阪の伝統工芸「堺打刃物」の鍛造技術で、はさみなどを製造する堺市の打刃物鍛造仕上工平川康弘さん(69)、ガラスで作った細かな花びらを組み合わせ、立体的に見せる技法を考案した山梨県のガラス製品加工工向山明生さん(74)、スポーツ用義足製作の第一人者で、パラリンピック選手にも提供している東京の義肢・装具製作工臼井二美男さん(65)ら。[br][br] 現代の名工の表彰制度は、技術者の地位向上を図り、将来を担う優秀な技能者を確保、育成するのが目的。産業の発展への貢献などを条件に、都道府県や業界団体の推薦があった人の中から、近年は毎年約150人を選んでいる。[br][br] 表彰は1967年度から毎年1回行われ、表彰者は本年度を含め6646人となった。