通学定期の半額補助継続 久慈、洋野など沿岸12市町村/岩手県

岩手県の達増拓也知事は6日、久慈市や洋野町、野田村など沿岸12市町村の児童生徒を対象に実施している通学定期券の半額補助について、2021年度も継続すると発表した。 事業は、東日本大震災の被災地支援を目的に18年度から実施。期間は20年度まで.....
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 岩手県の達増拓也知事は6日、久慈市や洋野町、野田村など沿岸12市町村の児童生徒を対象に実施している通学定期券の半額補助について、2021年度も継続すると発表した。[br][br] 事業は、東日本大震災の被災地支援を目的に18年度から実施。期間は20年度までとしていたが、沿岸市町村などからの要望を踏まえ、21年度も継続することにした。対象の交通機関は三陸鉄道、岩手県交通、岩手県北自動車、JRバス東北。児童生徒が震災遺児・孤児の場合、補助率は3分の2となる。[br][br] 達増知事は同日の定例会見で「通学費の負担を軽減し、子どもたちの学びを引き続き支えたい」と話した。また、12月末で期限を迎える、被災者に対する国民健康保険などの一部負担金の免除措置について、来年1月以降も一定期間、何らかの形で支援を継続する方針を示した。