「災害に備え、自分の身守ろう」六戸高で防災講演会/青森県

生徒たちに災害への備え方などを伝える瀧本浩一准教授(右)
生徒たちに災害への備え方などを伝える瀧本浩一准教授(右)
青森県は10月28日、県立六戸高(吉田繁徳校長)で防災に関する基礎知識習得を目的とした講演会を開き、県防災アドバイザーで山口大大学院創成科学研究科の瀧本浩一准教授が、全校生徒166人に防災の考え方と災害への備え方を伝えた。 講演会は、世代間.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県は10月28日、県立六戸高(吉田繁徳校長)で防災に関する基礎知識習得を目的とした講演会を開き、県防災アドバイザーで山口大大学院創成科学研究科の瀧本浩一准教授が、全校生徒166人に防災の考え方と災害への備え方を伝えた。[br][br] 講演会は、世代間で切れ目ない防災分野の人材育成が狙いで、2016年度から県内の高校生を対象に実施。同校での開催は初めて。[br][br] 瀧本准教授は「災害が発生する前に備えるのが防災で、起きてしまった被害を軽減させるのが減災」と説明。「自分や家族の身を守る『自助』ができてこそ、お隣や地域を助ける『共助』となる」と話し、緊急時は自分の身を守るよう訴えた。ハザードマップの活用にも触れ、「現場を回れば景色が変わる。地域を見て、地域を好きになることも防災につながる」と強調した。[br][br] 3年の井上沙梨奈さん(18)は「危機感を強く持って対策したくなった。まずは学んだ知識を家族に伝える」と意気込んだ。生徒たちに災害への備え方などを伝える瀧本浩一准教授(右)