小野寺氏が再選 石田氏に大差/青森市長選

再戦を果たし万歳する小野寺晃彦氏=1日午後8時20分ごろ、青森市
再戦を果たし万歳する小野寺晃彦氏=1日午後8時20分ごろ、青森市
任期満了に伴う青森市長選は1日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の小野寺晃彦氏(45)が7万1738票を獲得し、共産党公認で同党東青地区常任委員の新人石田功氏(68)を5万7千票以上の大差で破り、再選を果たした。投票率は36・43.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 任期満了に伴う青森市長選は1日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の小野寺晃彦氏(45)が7万1738票を獲得し、共産党公認で同党東青地区常任委員の新人石田功氏(68)を5万7千票以上の大差で破り、再選を果たした。投票率は36・43%で、前回を12・35ポイント下回った。[br][br] 選挙戦は新型コロナウイルス対応やまちづくりの在り方など、現市政の継続か刷新かが焦点となった。[br][br] 小野寺氏は青森駅前再開発ビル「アウガ」への市の窓口移転、市役所新庁舎の整備など1期4年の実績を強調。「あおもり、挑戦」を旗印に、新型コロナのさらなる流行に備えた医療体制の強化、首都圏からの移住支援や企業誘致の推進を訴えた。[br][br] 政党色は極力打ち出さなかったが、三村申吾知事や宮下宗一郎むつ市長に加え、自民党青森県連が「応援」という形で支えた。[br][br] 同日午後8時ごろ、同市東大野2丁目の選挙事務所に当確の一報が伝わると、駆け付けた約120人の支持者から割れんばかりの拍手が鳴り響いた。[br][br] 小野寺氏は「新型コロナのピンチをチャンスに変える市政を市民の皆さんに約束してきた。その思いをしっかり形にする」と意気込みを語った。[br][br] 一方、石田氏は市の青森操車場跡地への体育施設(アリーナ)整備凍結をアピール。同党の高橋千鶴子衆院議員らがマイクを握るなど党を挙げて挑んだが、支持拡大には至らなかった。再戦を果たし万歳する小野寺晃彦氏=1日午後8時20分ごろ、青森市