建設業若手技術者のOBらと意見交換/十和田工業高

建設業で働く十和田工業高OB(右から2人目)に経験談などを聞く1年生
建設業で働く十和田工業高OB(右から2人目)に経験談などを聞く1年生
青森県は10月27日、県立十和田工業高(三國愼治校長)建築科1年生36人と、同校OBで建設業の若手技術者5人との意見交換会を同校で開いた。生徒たちは仕事の具体的な内容と働きがい、取得できる資格などについて先輩に質問し、建設業への知識を深めた.....
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 青森県は10月27日、県立十和田工業高(三國愼治校長)建築科1年生36人と、同校OBで建設業の若手技術者5人との意見交換会を同校で開いた。生徒たちは仕事の具体的な内容と働きがい、取得できる資格などについて先輩に質問し、建設業への知識を深めた。[br][br] 建設業への若手入職を促すため、県では県建設業協会の協力も得て、2014年度から高校生を対象にした意見交換会を実施している。参加した同校OBは、十和田市とおいらせ町の建設会社で現場監督などを担当する20~30代の男性5人。[br][br] OB5人は、建設業界の安全管理の改善が進み、「きつい、汚い、危険の3K」のイメージから変化していることや、関わった建物が完成したときの喜びなどを紹介した。生徒たちは「どんな能力や資格を身に付ければ仕事に役立つか」「現場の勤務時間や残業、有給はどうなっているか」と質問し、OBのアドバイスを受けた。[br][br] 意見交換を終えた山谷光都(ひろと)さん(16)は「現場ではコミュニケーション能力が欠かせないと学べた。自分も業界に関わり、仕事の達成感を味わいたい」と意気込んでいた。建設業で働く十和田工業高OB(右から2人目)に経験談などを聞く1年生