ウルスラ高で模擬議会グループワーク 県の課題解決法を提案

さまざまな分野での活性化策を考える生徒
さまざまな分野での活性化策を考える生徒
政治や選挙に関心を高めてもらおうと、青森県選管と県明るい選挙推進協議会は23日、八戸聖ウルスラ学院高(里村智彦校長)で高校生模擬議会グループワークを行った。普通科SA、同UA両コースと英語科の1年生94人が参加し、県内観光の活性化や福祉向上.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 政治や選挙に関心を高めてもらおうと、青森県選管と県明るい選挙推進協議会は23日、八戸聖ウルスラ学院高(里村智彦校長)で高校生模擬議会グループワークを行った。普通科SA、同UA両コースと英語科の1年生94人が参加し、県内観光の活性化や福祉向上、健康づくりなどの分野で活発に意見交換した。[br][br] グループワークは県内各高校で実施しており、5年目。本年度は同校や県立大間高で開催したほか、11月20日には県立八戸東高で予定している。[br][br] この日、明治大文学部特任教授の藤井剛さんの進行で、生徒は班ごとに県の課題解決法を提案。「フォトスポットを作って観光客増を狙う」「PR動画をつくり、収益を福祉などに充てる」など、若者らしい多様なアイデアを披露した。[br][br] 普通科UAコース、圓子歩菜(まるこあゆな)さん(16)らの班では、「短命県」返上のためには、健康意識の改善や向上が必要―と提言。減塩メニューを載せた料理サイトの創設や、自動販売機でたばこを購入する際に成人を識別するICカード「タスポ」(taspo)のような酒類購入カードをつくり、購入ハードルを上げるといった意見を堂々と発表した。[br][br] 生徒は今後も議論を重ねて代表班を選出し、来年2月に政策提案を行う予定。さまざまな分野での活性化策を考える生徒