八戸でASEAN向けの商談会 現地バイヤーに商品PR

オンラインでベトナムのバイヤーに商品の特徴などを紹介する参加者(右)=26日、八戸市
オンラインでベトナムのバイヤーに商品の特徴などを紹介する参加者(右)=26日、八戸市
八戸市などが主催する東南アジア諸国連合(ASEAN)向けの商談会が26日、八戸プラザホテルで始まった。初日は八戸市やおいらせ町などの企業が参加し、東南アジアへの販路拡大に向けて現地のバイヤーに自慢の商品をPRした。 地元企業の海外進出を目的.....
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 八戸市などが主催する東南アジア諸国連合(ASEAN)向けの商談会が26日、八戸プラザホテルで始まった。初日は八戸市やおいらせ町などの企業が参加し、東南アジアへの販路拡大に向けて現地のバイヤーに自慢の商品をPRした。[br][br] 地元企業の海外進出を目的に、八戸市や青森県内の金融機関で組織する実行委員会が毎年実施している。昨年まではベトナムをメインとしてきたが、今年は新たにシンガポールをターゲットに追加。例年は現地のバイヤーを同市に招いているが、新型コロナウイルス対策としてオンラインで行い、両国と国内のバイヤー11社とビデオ会議システムを活用して商談した。[br][br] この日は水産加工品や洋菓子などを製造販売する企業が参加。オブザーバーを務める日本貿易振興機構(ジェトロ)青森貿易情報センターの職員のアドバイスを受けながら、自社商品の特徴や製造方法を紹介した。[br][br] 特殊な方法で冷凍した魚や青果を販売するフードアドバンス(八戸市)の鎌田尚最高販売責任者は「1匹ずつ個別に急速冷凍することで鮮度を保てるのが“売り”。高付加価値を付けて海外に売り出していきたい」と強調。締めさばや「鯖の冷燻」などを販売するディメール(同市)の岩泉哲治営業部副部長も「海外ではスモーク製品への関心が高い。商品の魅力を広くPRしたい」と話した。[br][br] 商談会は28日までで、販路拡大を目指す13社が参加する予定。オンラインでベトナムのバイヤーに商品の特徴などを紹介する参加者(右)=26日、八戸市