【新型コロナ】飲食店クラスター関連で3人感染 一連の感染者数計145人に

青森県は25日、五所川原保健所管内などで新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれもクラスター(感染者集団)が発生した弘前市の飲食店関連で、一連の感染者数は計145人。これまで感染が判明していた1人が、弘前管内の介護施設.....
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青森県は25日、五所川原保健所管内などで新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれもクラスター(感染者集団)が発生した弘前市の飲食店関連で、一連の感染者数は計145人。これまで感染が判明していた1人が、弘前管内の介護施設に勤務していたことが新たに分かった。県は26日以降、100人以上いる介護施設の入居者と職員の全員にPCR検査を実施する方針。現時点で症状を訴える人はいない。[br][br] また、県は感染者1人を重複し集計していたとして、県内の感染者数を訂正した。累計は178人。3次感染としていた70代女性1人(24日発表)が、PCR検査と抗原検査の両方を受けており、いずれも陽性反応だったため。[br][br] 同日現在、入院者は61人。軽症者や無症状者向けの宿泊療養施設には15人が入所。自宅療養者は17人。入院などに向けた自宅待機中は24人。療養完了は24人。症状別では、重症者3人と酸素投与が必要な中等症の計7人は増減なし。[br][br] 新たに感染が判明したのは、同市鍛冶町のクラブ「縷(ル)・シャモン」、スナック「シャモン」の利用客と同居する女性1人と、院内感染が発生した弘愛会病院(同市)の女性職員2人。職員2人の居住地は調査中。[br][br] 飲食店の感染者は前日と変わらず計70人。約160人の利用客のうち、検査済みは105人(陽性45人、陰性60人)で、未着手は55人のまま。24日発表で居住地を確認していた6人は、いずれも弘前管内だった。[br][br] 最後の利用客が飲食店を訪れてから2週間が経過。県感染症疫学コーディネーターの大西基喜医師は「一つの通過点にすぎない。今後は2次、3次感染に重点を置いて対策や呼び掛けを行っていく」と話した。