児童が稲刈り体験 収穫作業に汗/八戸・豊崎小

稲刈りを体験し、稲の束の結び方を教わる豊崎小の児童
稲刈りを体験し、稲の束の結び方を教わる豊崎小の児童
八戸市立豊崎小(町田晋一校長)の4、5年生計18人が20日、学校近くにある水田で稲刈り作業を体験した。児童は自分たちで植えた苗が大きく育った様子に感激しつつ、鎌を使って稲穂を刈り取り丁寧に束にして、昔ながらの農作業に取り組んだ。 同小は、豊.....
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 八戸市立豊崎小(町田晋一校長)の4、5年生計18人が20日、学校近くにある水田で稲刈り作業を体験した。児童は自分たちで植えた苗が大きく育った様子に感激しつつ、鎌を使って稲穂を刈り取り丁寧に束にして、昔ながらの農作業に取り組んだ。[br][br] 同小は、豊崎地区に伝わる稲作に関する授業を毎年実施。今年も、地元の農家の嶋森一志さんが協力し、5月下旬に古代米やあきたこまちなど5種の苗を植えた。[br][br] 収穫を迎えた20日、さわやかな秋晴れの下、子どもたちは嶋森さんに教わりながら、収穫作業に汗を流した。嶋森さんは「みんな素直に話を聞いてくれて、我が子のよう。これをきっかけに農業に興味を持ち、将来の担い手になってくれたらうれしい」と見守った。[br][br] 参加した同小5年の中村優斗君(11)は「自分たちの家にコメが届くまで、手間が掛かっているのだと実感した。農家のみなさんへ感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。稲刈りを体験し、稲の束の結び方を教わる豊崎小の児童