青森県内内定74人 3年ぶり減/20年度医師臨床研修マッチング

医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)は22日、来春に医学部の卒業を予定する全国の医学生らと研修先病院を組み合わせる2020年度医師臨床研修マッチングの最終結果を公表した。青森県内の病院に内定したのは74人(前年度比19人減)で、3年.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)は22日、来春に医学部の卒業を予定する全国の医学生らと研修先病院を組み合わせる2020年度医師臨床研修マッチングの最終結果を公表した。青森県内の病院に内定したのは74人(前年度比19人減)で、3年ぶりに減少した。県医療薬務課は「新型コロナウイルスにより病院の見学などが行われないケースがあり、結果に影響したとみられる」としている。[br][br] 県内の研修指定病院のうち、定員を満たしたのは青森県立中央病院(内定者数15人、定員15人)、十和田市立中央病院(6人、6人)の2病院。[br][br] 定員を下回る病院が多かったことを受け、同課の若松伸一課長は「マッチングから外れた人や参加していない人の採用に積極的に取り組んでほしい」と話した。[br][br] 県南地方では、八戸市立市民病院18人(定員19人)、八戸赤十字病院4人(10人)、青森労災病院3人(4人)、市立三沢病院0人(3人)、むつ総合病院4人(9人)となった。国立弘前病院との統合を控える弘前市立病院は、研修体制が整わないことを理由に17年度から募集を見送っている。[br][br] 岩手県北地方では県立久慈病院が定員8人に対し、1人が内定。県立二戸病院は5人に対し3人だった。[br][br] 内定に至っていない学生や、国家試験の合否によって最終的な採用人数は変動する場合があるという。