【新型コロナ】三村知事「感染収束の瀬戸際」 弘前クラスターで危機感

「感染を収束できるか否かの瀬戸際だ」と危機感を示す三村申吾知事=20日、青森県庁
「感染を収束できるか否かの瀬戸際だ」と危機感を示す三村申吾知事=20日、青森県庁
青森県の三村申吾知事は20日、弘前市の飲食店で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、「今後の動向によっては市中感染へ移行する可能性が否定できず、感染を収束できるか否かの瀬戸際にある」と危機感を示した。 同日、県庁で開.....
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 青森県の三村申吾知事は20日、弘前市の飲食店で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、「今後の動向によっては市中感染へ移行する可能性が否定できず、感染を収束できるか否かの瀬戸際にある」と危機感を示した。[br][br] 同日、県庁で開かれた危機対策本部会議で「本県で例のない大規模なクラスターの発生で、他圏域へも感染が飛び火している」と説明。「全県的な入院調整、宿泊療養施設の運用などマンパワーの確保も課題だ」とし、各部局に協力を求めた。[br][br] 会議後には、櫻田宏弘前市長が県庁に三村知事を訪れ、クラスター発生に伴って休業した飲食店への協力金の支援や、無症状者と軽症者の受け入れ施設確保など7項目を要望した。[br][br] 櫻田市長は取材に「市中感染になっていない状態のうちに何とか抑えたい。市民や地域住民にもご理解をいただき、一緒に苦難を乗り越えていきたい」と話した。「感染を収束できるか否かの瀬戸際だ」と危機感を示す三村申吾知事=20日、青森県庁