青森被害者語りの会代表・田代さん(階上)が講演/八戸市まちづくり推進協

自身の経験について講演する田代祐子さん
自身の経験について講演する田代祐子さん
八戸市内の防犯や交通安全に関する機関や団体でつくる市安全・安心まちづくり推進協議会(会長・小林眞八戸市長)は13日、市公民館で協議会を開き、関係者約200人が、防犯や交通安全について理解を深めた。 会では小林会長が「犯罪件数は減少傾向が続い.....
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 八戸市内の防犯や交通安全に関する機関や団体でつくる市安全・安心まちづくり推進協議会(会長・小林眞八戸市長)は13日、市公民館で協議会を開き、関係者約200人が、防犯や交通安全について理解を深めた。[br][br] 会では小林会長が「犯罪件数は減少傾向が続いている。関係各位の活動に感謝する」とあいさつ。三橋一男八戸警察署長が「昨年は市内で殺人事件が発生したほか、管内の飲酒運転摘発件数も高止まりしている。地域を見守る優しい目を持って治安維持に協力してほしい」と呼び掛けた。[br][br] 講演では、階上町在住で青森被害者語りの会代表の田代祐子さんが、2001年に交通事故で最愛の息子を亡くした経験を涙ながらに語り、「立場の弱い被害者遺族が、二次、三次被害に遭い、住んでいる街を追われることがあってはならない。安心・安全のまちづくりとは、どのようなことなのか考えてみてほしい」と訴えた。自身の経験について講演する田代祐子さん