光ファイバー整備拡充 二戸市がコロナ追加対策

二戸市は15日、新型コロナウイルスの追加独自支援策として、光ファイバー整備や妊婦へのインフルエンザ予防接種費用の助成などに取り組むことを明らかにした。光ファイバー整備は、オンライン授業や手続きなどに対応するためで、NTT東日本に費用を補助し.....
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 二戸市は15日、新型コロナウイルスの追加独自支援策として、光ファイバー整備や妊婦へのインフルエンザ予防接種費用の助成などに取り組むことを明らかにした。光ファイバー整備は、オンライン授業や手続きなどに対応するためで、NTT東日本に費用を補助し、市内全域で光回線の使用を可能にする。[br][br] 今回の支援策は、通信環境整備やインフルエンザとの同時流行に備えた対策が柱。同日の市議会臨時会で、4億8966万円を盛った一般会計補正予算案が可決された。[br][br] 光ファイバー整備は未整備の市内14地区で敷設工事を行い、2021年度末までに完了予定。総事業費5億9172万円のうち、構築費や維持管理費計3億2710万円を補助する。国の地方創生臨時交付金を活用する。[br][br] インフルエンザ流行期に備えた対応では、金田一診療所と浄法寺診療所で新型コロナとの同時検査態勢の構築に向け、抗原検査キットや防護服などを購入する。妊婦に対しては、インフルエンザの予防接種費用を全額助成する。[br][br] 市内の3中学校が4月に実施予定だった修学旅行に関しては、日程変更により生じる企画料を補助する。[br][br] 店舗改修やテークアウトなど事業の業態転換を図る中小事業者に対する上限50万円の補助は、8月の開始以来、申請が多いことから、新たに1500万円を増額する。