汚泥再生処理センター完成ずれ込みか/久慈広域連合

久慈広域連合(連合長・遠藤譲一久慈市長)は15日の議会定例会で、洋野町中野に建設中の汚泥再生処理センターについて、地中に大きな石が見つかったため、工事費が約4千万円増加し、2021年末の完成が1カ月半ずれ込む可能性があるとの見通しを示した。.....
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 久慈広域連合(連合長・遠藤譲一久慈市長)は15日の議会定例会で、洋野町中野に建設中の汚泥再生処理センターについて、地中に大きな石が見つかったため、工事費が約4千万円増加し、2021年末の完成が1カ月半ずれ込む可能性があるとの見通しを示した。[br][br] 同連合によると、くいを打つ予定の13カ所で、掘削による除去を必要とする最大1・5メートルの石が計17個見つかった。事前のボーリング調査では発見できなかった。[br][br] 同センターを巡っては、当初予定していなかった側溝改修工事や埋蔵文化財調査など、工事費の増加や工期延長を伴う計画変更が相次いでいる。同日の一般質問では、議員の一人が「なぜ事前に分からないのか。追加の工事で建設費がどんどん膨らんでいく」と苦言を呈した。[br][br] 同連合は工期への影響を抑えるため、ほかの部分で工期を短縮できないか施工業者と協議中としている。