青森県産リンゴ、9月は1キロ333円 平年比21%上回る

青森県は14日、本格的な取引が始まった2020年産の県産リンゴの9月販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ333円で、平年同月の275円を21%上回った。単月では過去5年で最高。高値の原因は市場全体の果実の入荷量が.....
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 青森県は14日、本格的な取引が始まった2020年産の県産リンゴの9月販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ333円で、平年同月の275円を21%上回った。単月では過去5年で最高。高値の原因は市場全体の果実の入荷量が少なく、高品質な県産リンゴの引き合いが強まったため。[br][br] 品種別では、早生(わせ)種の「つがる」が337円(平年同月比22%増)、早生ふじを含むその他が318円(16%増)だった。[br][br] 県りんご果樹課によると、20年産の市場評価は昨年に続いて好調。台風などの被害もなく、良果が生産できているという。ただ、9月中に本格出荷を迎える予定だった早生ふじは猛暑の影響で着色が進まず、仕上がりが遅れているという。[br][br] 同課の三上道彦課長は「順調なスタートが切れた。着色管理と適期収穫に努めてほしい」としている。[br][br] 20年産の取引は来年8月ごろまで続く。