山内神楽を次世代へ 郷土芸能教室/軽米・晴山小

山内神楽の練習をする児童
山内神楽の練習をする児童
軽米町立晴山小(八幡美奈子校長)で8日、同町の山内神楽保存会(工藤敬一会長)による郷土芸能教室が始まり、児童が刀や扇子を手に生き生きと舞った。 幼少期から民俗芸能に親しむ機会をつくり、後継者育成につなげようと、岩手県県北広域振興局が本年度初.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 軽米町立晴山小(八幡美奈子校長)で8日、同町の山内神楽保存会(工藤敬一会長)による郷土芸能教室が始まり、児童が刀や扇子を手に生き生きと舞った。[br][br] 幼少期から民俗芸能に親しむ機会をつくり、後継者育成につなげようと、岩手県県北広域振興局が本年度初めて企画。12月までに同校で計6回の開催を予定し、基本動作や山内神楽の演目の一つ「剣舞」を練習する。[br][br] 初回は、希望した1~3年生約20人が参加した。山内地区に住む多くの子どもたちは、同保存会の指導を受けて毎週神楽を練習しており、初めに踊れる子どもたちが演技を披露。続いて、工藤会長の指導の下、全員で一つ一つの動作を確認した。[br][br] 工藤会長は「神楽は神様を楽しませるための踊り。山内神楽には400年以上の歴史があり、次世代へ受け継いでもらいたい」と児童を激励。3年の畑中結奈さんは「いつも練習している踊りをみんなに見せることができて良かった」と満足そうな表情を浮かべていた。山内神楽の練習をする児童