【新型コロナ】公表基準見直し「例外設けている」 三村知事が理解求める

新型コロナウイルスの感染者関連情報の公表基準見直しに理解を求める三村申吾知事=8日、青森県庁
新型コロナウイルスの感染者関連情報の公表基準見直しに理解を求める三村申吾知事=8日、青森県庁
青森県の三村申吾知事は8日の定例会見で、県が新型コロナウイルス感染者関連情報の公表基準を見直した理由について「必要以上に詳細を公表することで個人の特定につながり、誹謗ひぼう中傷で当事者を傷付けることになる」などと説明した。その上で「例外規定.....
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 青森県の三村申吾知事は8日の定例会見で、県が新型コロナウイルス感染者関連情報の公表基準を見直した理由について「必要以上に詳細を公表することで個人の特定につながり、誹謗ひぼう中傷で当事者を傷付けることになる」などと説明した。その上で「例外規定を設けており、濃厚接触者の状況など必要に応じて対応する」と理解を求めた。[br][br] 公表基準を巡っては、全国的に各自治体で対応が分かれている。県が9月に新たに定めた公表基準では、感染者の職業を非公表とし、行動歴は範囲を狭め、濃厚接触者は合計人数や関係性のみを明らかにすることとした。[br][br] 三村知事は「感染を責める風潮が広がり、必要な検査や治療を控えることで結果として感染拡大につながる恐れがある」と指摘。感染者への誹謗中傷の対策では「あまりにもひどい状況であれば、さまざまな場面で考える」と述べた。[br][br] 25日告示、11月1日投開票の青森市長選で、再選を目指し出馬する現職小野寺晃彦氏(45)については「本当によく働いている。青森をよくしようと熱い気持ちで頑張っている」と評価。前回と同様に小野寺氏を応援するとみられるが、「基本的に首長選でどうこうということはない」と明言を避けた。新型コロナウイルスの感染者関連情報の公表基準見直しに理解を求める三村申吾知事=8日、青森県庁