リンゴの健康効果、栽培技術に理解深める 「健康応援隊」がレベルアップ研修会

研修会でリンゴの葉摘みを体験する受講者
研修会でリンゴの葉摘みを体験する受講者
青森県は9月29日、県産リンゴの消費拡大を目指してPRする「青森りんごで健康応援隊」のレベルアップ研修会を、五戸町の県産業技術センターりんご研究所県南果樹部で開いた。八戸市や五戸町などの12人が受講し、リンゴが持つ健康効果や栽培技術に理解を.....
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 青森県は9月29日、県産リンゴの消費拡大を目指してPRする「青森りんごで健康応援隊」のレベルアップ研修会を、五戸町の県産業技術センターりんご研究所県南果樹部で開いた。八戸市や五戸町などの12人が受講し、リンゴが持つ健康効果や栽培技術に理解を深めた。[br][br] 応援隊は県内の食育ボランティアで構成され、小学校などで出前授業の講師を務める。本年度の出前授業は、10月中旬から来年1月にかけて、県内の小学校約40校で予定している。[br][br] 研修会ではまず、県立保健大栄養学科の井澤弘美准教授が講演。「水溶性食物繊維のペクチンを効率よく摂取するには、焼きリンゴが最適だ」などと、科学的な研究に基づいたリンゴの健康効果を解説した。[br][br] その後、県南果樹部の担当者が、葉摘みや玉回しなどの着色管理について説明し、受講者が実際に園地で作業を体験した。[br][br] 五戸町食生活改善推進員の三浦則子さん(74)は、「効果的な食べ方や、農家の苦労を知ることができて良かった。学んだことを出前授業に生かしたい」と話していた。研修会でリンゴの葉摘みを体験する受講者