「伝統芸能の時間」和の空間を堪能 八戸・更上閣

趣のある会場で邦楽と踊りを披露するメンバーら
趣のある会場で邦楽と踊りを披露するメンバーら
八戸市内で伝統文化の継承活動をする「チーム邦楽の時間」(大地球代表)が9月27日、同市の更上閣で「伝統芸能の時間」を開き、近代和風建築の邸宅で邦楽や落語を披露し、観客が和の空間と時間を堪能した。 今回は、同市の新むつ旅館での公演に続く2年ぶ.....
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 八戸市内で伝統文化の継承活動をする「チーム邦楽の時間」(大地球代表)が9月27日、同市の更上閣で「伝統芸能の時間」を開き、近代和風建築の邸宅で邦楽や落語を披露し、観客が和の空間と時間を堪能した。[br][br] 今回は、同市の新むつ旅館での公演に続く2年ぶり2度目の公演。更上閣は、毎年2月に「お庭えんぶり」が行われる国登録有形文化財で、表面が波打っている「大正ガラス」が趣を感じさせる。[br][br] 邦楽では、ひづめの音を木魚で表した、童謡「お馬の親子」をはじめ、勇ましい半面、あでやかな踊りが特徴の演目「雨の五郎」など計9曲を演奏した。[br][br] 落語ではラジオパーソナリティーの大地球さんが、自身やメンバーの病気の小話を枕に、古典落語の一つ「崇徳院(すとくいん)」を披露。恋煩いになった若旦那の相手探しの話を巧みな話芸で観客を笑わせた。[br][br] この日は2回上演し、各回約60人が来場した。前回の公演も見たという三戸町の松尾幸重さんは「今回もとても良かった。滑稽な踊りの『奴(やっこ)さん』が面白かった。次回も楽しみ」と語った。趣のある会場で邦楽と踊りを披露するメンバーら