【記者席】幻の青森県初の首相

「青森県では田沢吉郎先生が初の首相にあと一歩だった」。28日の県議会一般質問で、衆院議員だった故田沢氏の公設秘書を務めた今博議員(民主連合)は、国会議員秘書の同期で秋田県初の首相となった菅義偉氏を引き合いに、幻に終わった“県出身の首相”のエ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 「青森県では田沢吉郎先生が初の首相にあと一歩だった」。28日の県議会一般質問で、衆院議員だった故田沢氏の公設秘書を務めた今博議員(民主連合)は、国会議員秘書の同期で秋田県初の首相となった菅義偉氏を引き合いに、幻に終わった“県出身の首相”のエピソードを披露した。[br][br] 就任のチャンスが巡ってきたのは、竹下登首相がリクルート事件で辞任に追い込まれた直後。竹下氏と早大の同窓で、防衛庁長官だった田沢氏が後継指名されたという。ただ、調整役が性に合うと、衆院議長を目指していた本人が断った―と内幕を明かした。[br][br] 18年間そばにいた政治の師から学んだのは「和を重んじる姿勢」。所属する旧国民民主党県連は、旧立憲民主党県連との合流で、新組織の代表人事を巡り不協和音が響く。「和をもって尊しとなす」の精神で解決できるか!?