本番さながらにオンライン面接 高校3年生対象の就活セミナー開催/十和田

オンラインの模擬面接に臨む生徒
オンラインの模擬面接に臨む生徒
高校生の本格的な就職活動がスタートするのを前に、十和田市のとわだ面接セミナー実行委員会(佐々木千佳子委員長)は26日、高校3年生を対象とした「とわだ面接セミナー」を開いた。全国的にオンライン面接が広がりつつある状況を踏まえ、今年は十和田商工.....
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高校生の本格的な就職活動がスタートするのを前に、十和田市のとわだ面接セミナー実行委員会(佐々木千佳子委員長)は26日、高校3年生を対象とした「とわだ面接セミナー」を開いた。全国的にオンライン面接が広がりつつある状況を踏まえ、今年は十和田商工会館と参加4校の教室をビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で中継する模擬面接を実施。生徒側は、本番さながらの緊張感と中継時のコミュニケーションの難しさを体験し、面接官役を務めた地元企業の経営者から助言を受けた。[br][br] 実践的な面接指導に加え、地元企業の大人と触れ合うことで若者に地域に誇りを持ってもらおうと毎年開催し、今年で8回目。青森県立三本木農業高、十和田西高、三本木高、七戸高から73人が参加した。[br][br] 生徒たちはタブレットやスクリーンの画面を通して、面接官役に志望動機や将来の夢、得意分野などをPRした。面接官役の経営者は「話しているときも目線に気を付けて」「お辞儀や姿勢が第一印象を決める」などとアドバイスした。[br][br] 佐々木実行委員長は「ズームを利用した会議が企業に定着しつつある。面接だけでなく、就職後にもつながる良い勉強になったのでは」と手応えを語った。[br][br] 十和田西高観光科3年の千田陸翔(りくと)さん(18)は「タイムラグなどオンラインならではのトラブルに戸惑ったりもしたが、この経験を本番に生かしたい」と話していた。オンラインの模擬面接に臨む生徒