高レベル放射性廃棄物拒否条例 久慈市議会も請願採択

久慈市議会は25日の定例会議で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)を持ち込ませない条例制定を求める住民団体からの請願を採択した。議会の判断を受け、市は今後条例化を検討する。 請願を審査した教育民生委員会の小栁正人委員長は「近隣市町.....
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久慈市議会は25日の定例会議で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)を持ち込ませない条例制定を求める住民団体からの請願を採択した。議会の判断を受け、市は今後条例化を検討する。[br] 請願を審査した教育民生委員会の小栁正人委員長は「近隣市町村で同様の動きが相次ぐ中、同じ方向を向くべきとの意見があった」と説明。本会議では採決に参加した18人中16人の賛成多数で採択された。[br] 質疑では一部の議員から「全国で対話集会が開かれており、国の説明を聞いてから議論すべきでは」との声も聞かれた。[br] 請願は、宮古市の住民団体「豊かな三陸の海を守る会」(横田有平共同代表)が提出。岩手県内では今年6月に宮古市と釜石市が条例を制定、野田村議会も今月18日に請願を採択しており、受け入れ拒否の動きが広がっている。