「三戸高と地域の未来を創る会」設立 三戸高存続、名農高も応援

青森県教委の高校再編第2期計画(2023~27年度)策定を見据え、三戸町は24日、「県立三戸高と地域の未来を創る会」を設立したと発表した。町と町議会で構成し、会長に松尾和彦町長、副会長に竹原義人議長が就任。同高の存続に向けて署名活動などを展.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県教委の高校再編第2期計画(2023~27年度)策定を見据え、三戸町は24日、「県立三戸高と地域の未来を創る会」を設立したと発表した。町と町議会で構成し、会長に松尾和彦町長、副会長に竹原義人議長が就任。同高の存続に向けて署名活動などを展開するほか、南部町の名久井農業高の存続も支援し、三戸郡全体の教育環境確保を目指す。[br] 同会は23日に町議会の承認を得て発足した。署名活動は28日から11月2日まで実施。町役場や公共施設で受け付けるほか、行政連絡員や町内各団体を通じて町民に協力を依頼。集まった署名は知事、県教育長へ提出する。[br] のぼり旗も100本作製し、町内の道路沿いなどに設置するほか、三戸高と意見交換し、必要に応じて財政支援を検討する。[br] 三戸郡の県立高校は、五戸、田子高が21年度末で閉校することが決まっている。24日に町役場で開いた記者会見で、松尾町長は「郡部や過疎の地域から高校がなくなることは、人口減少が加速し、衰退につながりかねない」と危機感を強調。「三戸町のみならず、県南の地域が明るい未来に向かっていけるよう活動していく」と述べた。[br] 町ホームページでは署名用紙をダウンロードできるほか、インターネット署名も受け付ける。