「しもきたジオパークゼミ」開催 県内大学生ら活用策を披露

下北ジオパークを活用したビジネスプランを発表する学生グループ
下北ジオパークを活用したビジネスプランを発表する学生グループ
むつ下北未来創造協議会(其田桂会長)は18~20日、むつ市の明の星短期大下北キャンパスをメーン会場に、「しもきたジオパークゼミ」を開催した。青森県内の大学生らが下北ジオパークを活用したビジネスプラン考案に挑戦。スマートフォンを活用したゲーム.....
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 むつ下北未来創造協議会(其田桂会長)は18~20日、むつ市の明の星短期大下北キャンパスをメーン会場に、「しもきたジオパークゼミ」を開催した。青森県内の大学生らが下北ジオパークを活用したビジネスプラン考案に挑戦。スマートフォンを活用したゲームやスタンプラリーのアプリ開発といったアイデアを披露した。[br] ゼミは同協議会が進める地域人材育成事業の一環として開催。県内4大学から学生25人が参加した。初日の講演と2日目の現地ツアーで下北ジオパークの現状や課題を確認後、グループごとにビジネスプランを考えた。ツアーには同市の3県立高生22人も参加し、アイデア提案に協力した。[br] グループの一つは、ジオパークを身近に感じてもらうため、謎解きで地元商品がもらえるアプリ「下北クエスト」開発を提案。誘客のほか、学習機会の提供でジオパークへの関心を高められると強調した。また、ごみ拾いや危険箇所報告を指令として用意することで、環境保全や防災につなげることができると訴えた。[br] このほか、QRコードを活用したスタンプラリーの実施、同市脇野沢と川内両地区の海水浴場の体験メニュー充実などのアイデアも披露された。[br] 大学生たちは今回提案したプランの実現可能性や収支計画などを詰め、2月にあらためて発表する方針。下北ジオパークを活用したビジネスプランを発表する学生グループ