八戸商議所青年部が研修会 “アフターコロナ”経済考える

アフターコロナ時代の経済活動の在り方について考えた研修会
アフターコロナ時代の経済活動の在り方について考えた研修会
八戸商工会議所青年部(向井誠仁会長)は16日、八戸プラザホテルで、新型コロナウイルス流行後の“アフターコロナ”時代における経済活動の在り方に関する研修会を開いた。観光業やIT系、企業の海外進出をサポートしている各界の代表者がパネルディスカッ.....
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 八戸商工会議所青年部(向井誠仁会長)は16日、八戸プラザホテルで、新型コロナウイルス流行後の“アフターコロナ”時代における経済活動の在り方に関する研修会を開いた。観光業やIT系、企業の海外進出をサポートしている各界の代表者がパネルディスカッションを行い、新しい時代の経済活動の方向性について意見を交わした。[br] 八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」の塚原隆市理事長、大手IT企業ソフトバンクグループ「SBC&S」ICT事業本部北海道・東北支社東北営業課の古賀覚課長、台湾で日本企業の海外進出のサポートなどを手掛ける「Make Mii」の外崎真由美代表取締役CEO(最高経営責任者)がパネリストを務め、関係者約80人が3人の議論に耳を傾けた。[br] 古賀さんは「ロボットに事務作業を任せるような仕組みを本社内で検討している」と紹介。保守的といわれる日本企業の風土に対し、「若い人に発言のチャンスを与え、ベテラン社員は受け入れる態勢をつくるべきだ」と提言した。[br] 「海外の企業は日本企業に比べて発想の転換が早い」としたのは、台湾からリモートで出席した外崎さん。コロナ後には海外への事業展開も本格的に考えていくべきだ―とし、「自分の中でブレーキを踏みすぎてはいけない」とアドバイスした。[br] 塚原さんは、新型コロナによって待ちの商売から攻めに転じたとし、「さまざまな機関と連携していきたい」と強調した。アフターコロナ時代の経済活動の在り方について考えた研修会