麦酒館と味蕾館民営化へ/十和田・道の駅「奥入瀬」

民営化の方針案が示された奥入瀬麦酒館=18日、十和田市
民営化の方針案が示された奥入瀬麦酒館=18日、十和田市
十和田市は18日、市所有で十和田湖ふるさと活性化公社が指定管理する道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパーク内の奥入瀬麦酒(ビール)館と味蕾(みらい)館について、2022年4月に民営化する方針案を示した。民間のノウハウを生かした効率的な運営と、不採.....
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 十和田市は18日、市所有で十和田湖ふるさと活性化公社が指定管理する道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパーク内の奥入瀬麦酒(ビール)館と味蕾(みらい)館について、2022年4月に民営化する方針案を示した。民間のノウハウを生かした効率的な運営と、不採算部門の切り離しによる公社の経営改善を図る。[br] 市議会全員協議会で説明した。麦酒館は地ビールの奥入瀬ビール、味蕾館は青森県産和牛のステーキなどを提供するレストランで、近年は赤字が続いていた。[br] 市によると事業収支は麦酒館が18年度140万円、19年度250万円、味蕾館が18年度428万円、19年度512万円のいずれも赤字。公社の経営を圧迫する要因となっていた。[br] 民営化に際しては、建物を無償譲渡、土地を有償貸与とする。9月中に最終的な方針を決定し、10年間の事業継続や職員の雇用継続などを条件に11月にも公募の手続きを始める考え。[br] 市は「行革実施計画に基づき、施設のあるべき姿を検討し、指定管理者と協議した結果、民営化が最善策と判断した。市としても管理コストが削減できる」と説明した。民営化の方針案が示された奥入瀬麦酒館=18日、十和田市